こんにちは!40代受験生です。
行政書士試験まで残り1ヶ月となりました。8月から学習をスタートし、9月には2回模試を受けましたが、10月に入ってからも新たな模試を2回受験しました。短期間でどこまで仕上げられるかという挑戦もいよいよ大詰めです。
今回は、10月上旬に受験した辰巳法律研究所とTAC(第2回)の模擬試験結果と、それを受けて固めた残り1ヶ月間の具体的な勉強方針についてまとめます。これから行政書士試験を目指す方、そして短期合格を目指す方の参考になれば幸いです。
💡40代専業受験生の多忙な秋のスケジュール
私のプロフィールは以前の記事に書いた通りですが、改めて多忙な秋のスケジュールをお伝えします。
私は現在、会社を退職し、独立開業を目指して資格取得に励んでいます。行政書士試験を足がかりに、本命の司法書士試験へ進む予定です。そのため、この秋はいくつかの試験が重なっています。
主な資格と今後の予定:
- 税理士試験(簿財):2025年8月受験(結果待ち)
- FP1級実技試験 :2025年9月受験(結果待ち)
- 宅地建物取引士試験:2025年10月19日受験予定
- 行政書士試験 :2025年11月受験予定
行政書士の勉強に集中できる期間は実質2ヶ月ほど。1日の平均勉強時間は5〜6時間、累計200時間程度で、過去問と予想問題のアウトプットをメインに進めています。妻や息子の協力も得ていますが、とにかく時間が足りません。残された時間をどう使うか、戦略が重要になってきます。
🎯10月受験の模試と結果(4連戦を終えて)
今回は、以下の2つの模試を受験しました。
- 10月4日:辰巳法律研究所 全国公開完全模試(自宅受験・Zoom併用)
- 10月11日:TAC 全国公開模試(第2回・会場受験)
本番を意識し、辰巳は自宅ながら本番と同様の形式で、TACは会場で緊張感を味わいながら受験しました。
1. 辰巳法律研究所 全国公開完全模試
| 科目 | 正答数 |
|---|---|
| 基礎法学 | 1/2 |
| 憲法 | 1/5 |
| 行政法 | 17/19 |
| 民法 | 2/9 |
| 商法 | 3/5 |
| 多肢選択 | 6/12 |
| 基礎知識 | 9/14 |
記述抜き:144点 / 記述(自己採点 約40点)込み:184点
なんと、合格ラインの180点を超えることができました!辰巳模試でこの点数が取れたことは、大きな自信につながりました。特に行政法が17/19と非常に安定しており、時間をかけたインプットが結果に結びついたと感じています。
2. TAC 全国公開模試(第2回)
| 科目 | 正答数 |
|---|---|
| 基礎法学 | 1/2 |
| 憲法 | 3/5 |
| 行政法 | 12/19 |
| 民法 | 3/9 |
| 商法 | 3/5 |
| 多肢選択 | 9/12 |
| 基礎知識 | 8/14 |
記述抜き:138点 / 記述(自己採点 約24点)込み:162点
辰巳模試より約20点低い結果ですが、問題の難易度が非常に高かった印象です。全体的に知識が問われる問題が多く、やはり知識の精度が課題だと痛感しました。
🤔模試から得た学びと課題
模試4連戦を終え、はっきりとした課題が見えてきました。
強みと自信
- 行政法は安定期へ突入。 難しい問題集や模試でも高得点を維持できており、ここは最大の得点源として自信を持って本番に臨めそうです。
- 合格圏内が見えた。 難易度高めの模試で180点を超えられたことで、「短期間でもやり方次第で合格に届く」という手応えを得られました。
弱点と改善点
- 民法が相変わらずの鬼門。 どの模試でも低得点(2/9、3/9)。事例問題への対応力、条文知識、判例知識、どれもまだ不十分です。
- 記述の伸び悩み。 TAC模試で記述が24点と伸び悩んだのは、法律用語や訴訟要件などの基礎的な記憶が不正確だったためです。曖昧な知識で点数をもぎ取ろうとするのは危険だと再認識しました。
今は、点数そのものよりも、「曖昧だった知識」や「あと一歩で正解できた問題」に注目して徹底的に復習を進めています。
🧭残り1ヶ月の勉強方針
残り期間で、私の最大のライバルは「時間」です。特に宅建試験を控えているため、スケジューリングが肝心です。
短期集中戦略
- 宅建試験に全集中(10月中旬):
宅建試験直前の1週間は、行政書士の勉強はいったん休止し、宅建に全集中します。先に取れる資格は取っておく、という現実的な判断です。 - 民法、会社法の総復習(宅建試験後〜):
試験終了後、すぐに行政書士に戻り、最大の弱点である民法と、まだ伸びしろの大きい会社法を徹底的に叩き込みます。 - アウトプット強化の総仕上げ:
直前期は、過去問と模試の解き直しを中心としたアウトプットに全振りし、知識の精度を極限まで高めます。特に記述対策として、法律用語や定義を正確に書けるように訓練します。
模試は本試験より難しめに作られているはずです。焦る気持ちを抑え、一つひとつ着実に、40代らしく落ち着いて課題を潰していきます。
🤝まとめ(読者へのメッセージ)
行政書士試験まで残り1ヶ月。
模試の結果に一喜一憂せず、今見つかった弱点を「伸びしろ」と捉えて勉強を継続すれば、合格は手の届くところにあると確信しています。
効率ばかりを追い求めるよりも、泥臭く、一つの弱点も残さず潰していく愚直さが、最も確実な合格への近道です。これは、これから本命の司法書士試験に挑む自分自身にも言い聞かせていることです。
模試は、合否を決める場所ではなく、本番までに成長するための最高のトレーニングの場です。焦らず、着実に実力を積み上げていきましょう。
質問などがあればコメントください。可能な範囲でお答えします。
40代受験生

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